坊守に毎年、家族で囲む御節のお重とは別に、私が一人でチビチビやる用に小さなお重を作ってもらいます。
今年は新しい器を用意して、作ってもらったのがこちらです。
娘と「第68回 日本伝統工芸展」へ出かけ、鑑賞し終えて高島屋の催会場の階からエスカレーターで下っている途中、娘が「ほら、お父さんの好きそうなのがあるよ!」。
家庭用品のフロアに立ち寄って、手に取ってみると、木目や質感が確かに素敵です。
だけど「使う機会があるかなぁ」と言う私に、娘は「御節を入れてもらえば」。
おぉ、なるほど!ということで購入しました。
使った後は丁寧に洗って、保護のためにはクルミ油を塗ったりとか手間がかかるものですが、今の時代、そういう手間がむしろ大切にしなければならないことかもしれませんね。