善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪
光明名号顕因縁
[二河白道⑤]
しかし、旅人は後ろからの誘惑の声に決して振り返ることはありませんでした。
己の決意を胸に、ただ一心にひたすら白い道を進みます。
すると、意外なほど直ぐさま西岸にたどり着いて、いずれの難に遭うことはありませんでした。
そして、そこで自分を待ち受けていた素晴らしい友と巡り遇えうことができ、共に喜び合うことができました・・・。
以上が、善導(ぜんどう)大師の『観経疏(かんぎょうしょ)』に説かれている二河白道(にがびゃくどう)の譬喩(たとえばなし)です。
では、このお話しに出てくる登場人物や状況はいったい何を喩えているのでしょうか。 ~つづく
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