2020年7月28日火曜日

[重要]法要の際のコロナウィルス感染対策

換気のため戸を開けたままにいたします。
快適な環境とはいかないかもしれませんので、体調に不安のある方は無理をなさらないでください。

入堂の際には、マスクの着用、手の消毒をお願いし、検温を行わせていただきます。

本堂内に入らず、献灯、焼香のみでお帰りになられたい方のために本堂入り口に焼香台を設けます。

参拝者の感染が明らかになった際に連絡がとれるよう参加者名簿への記載をお願いいたします。
門徒会の方はお名前のみで結構です。
一般の方には連絡先まで記載いただきます。

なお、通常より椅子の間隔を開けますので、本堂の収用人数は例年の半分ほどになります。
定員を超えた場合、やむを得ず焼香のみでお帰りいただくことがあるかもしれません。
そのような場合、一家族の入堂の人数を制限させていただきます。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

2020年7月27日月曜日

永代経法要 ならびに万燈会のご案内

昨日、役員会を行い、コロナ対策に十分に留意しつつ法要を勤めることといたしました。

よって以下のようにご案内申し上げます。

>> 法要の際のコロナウィルス感染対策



2020年度 永代経法要

日時:8月15日(土) 夜7時~ 8時

講師 門真市 西稱寺住職 宮部 渡 師

・勤行中、焼香がありますのでご家族おそろいでお参りください。
・この一年に新仏を迎えられたご門徒様には法要中に別途ご案内させていただきます。

(法要の時間は例年の半分の時間で執り行います)

万灯会

点灯:夜6時半より

・献灯いただきました灯籠は境内、本堂の縁に荘厳いたします。ご家族で点灯ください。
・子どもさんには絵を描いた灯籠を奉納していただけます。

2020年7月22日水曜日

寺報7月(裏) ―住職雑感―

 「かたつむりどこで死んでも我が家かな」小林一茶の句です。

一茶は浄土真宗のご門徒でしたから、単に泰然自若とした死生観が詠まれているわけではありません。
何時何処でどのように命尽きようとも、カタツムリはそこがわが家であるから何の心配もしない。
同様に浄土真宗の教えに生きる人は、空しく生きさせまいとする如来の本願のウチにあるので、我が身我が人生を引き受けていける。そのような意味がこめられていると思います。

コロナに怯える日々ですが、コロナのせいで死んだら空しいのか?
そうではなく、コロナだろうがなんだろうが、空しくない人生を歩めば自ずとその終わりも引き受けていけるのではないでしょうか。

・・・なんてことを書いていますが、カタツムリが雨の日によく姿を見せるのは雨が好きだからではなく、カタツムリも肺呼吸なので溺れないように高いところに移動するからなんですよ。
カタツムリも溺死は嫌みたいですね。

2020年7月17日金曜日

永代経、万灯会の準備作業のお手伝いのご案内

日時:8月7日(金) 朝7時より


[作業]
  ・万灯会の灯籠張り
  ・境内のお掃除




清掃奉仕は一番身近な仏道の修練です。
また、ご先祖さま、仏さまへのご供養でもあります。
高齢化でお手伝いの人も減っています。何卒よろしくお願いいたします。

2020年7月10日金曜日

正信偈のお話 十五⑰

道綽決聖道難証 唯明浄土可通入
万善自力貶勤修 円満徳号勧専称

道綽(どうしゃく)は『安樂集(あんらくしゅう)』で次のように言います。

人間の生命は長くて百歳である。
ほとんどはそれまでに死んでしまう。
その百歳にしても半分は夜で寝ているからないのも同様である。
残る五十年も十五歳までは善悪の判断がつかない。
また八十歳を過ぎれば気力も衰えて老いの苦しみを受けるだけだ。
それらを差引きすると残りはたったの十五年。
しかもこの十五年が本当に自分の人生かというと、そうはいかない。
外には、日々仕事に追われるし、国のために戦争に駆り出されたりもする。
内には、家族の幸・不幸さまざまなことによって心を悩まし、いつも不足ばかり言っている。
このような生活のどこにこれこそ自分の人生!といえるものがあるというのか・・・と。

2020年7月7日火曜日

ミョウガの花

お素麺の美味しい季節ですね。
お素麺の薬味と言えば「ミョウガ」が一番好きです。

我が家のミョウガは本堂建て替えの時に土壌が変わってしまったのか絶えてしまったのを、よそから株分けしてもらったものです。

今日も庭に摘みに行くと真っ白な花が咲いていました。
これまでもミョウガの花は見たことがありましたが、今日のはシャンとしていてとても綺麗です。
よく見ると欄の花のようですね。

【by坊守】

2020年7月1日水曜日

寺報7月(表) ―坊守エッセイ―

願隨寺の看板犬ゴールデンレトリーバーのスズ、毎年この時期は換毛期です。

先日お風呂にいれると冬毛がごっそりと抜けて、一回り小さく痩せてしまったように見えてちょっと心配になりました。
いつまでも子犬のように甘えん坊で無邪気なのですが今年で七歳、老犬の域に入るそうです。

思えば先代犬のアンジュは七歳で大病を患いました。スズの体調も気をつけてあげようと思います。

私は子どもの頃から動物好きで、これまでたくさんの小さな生き物達に出会い、お別れしてきました。
お別れは悲しいし、自分の不手際が原因だったりすると本当に落ち込みます。

それでも出会わなければ良かったと思うことはありません。
それだけ彼らからたくさんの物を頂いたのでしょうね。

これまで出会った命たちは、大切な人達と別れてゆかなければならない時が誰にでも必ず来るのだという当たり前の事を思い出させてくれます。
【by坊守】