一月の半ばから日記をつけています。
日記なんて小学生の夏休みの宿題以来でしょうか。
日記といっても12センチ四方の小さなスケッチブックに絵を描いて短い言葉を添える程度のものですけどね。
コロナのために行事はない、会議もない、会議後のお酒もない(笑)。
メリハリのない毎日・・・去年からそんな風に思っていたのですが、ふと、何もない一日なんてないんじゃないのかな?ささやかなことでも何か心が動いたことがあるだろうと一念発起。
いただいた和菓子とその場でのご門徒さんと会話。
嫁さんが作ってくれたマスクとその感想。
所詮その程度の内容ですが、書き残していなければ一月後には何の記憶にも残らない一日になっていたかもしれません。
ちなみに「所詮」は元は仏教語でして、物事の本質を「能詮」、本質を分かり易く表すことを「所詮」といい、お経の意味を「つまりこういうこと」と表したのが転じて今のような使われ方になりました。
一見「ただの一日」であっても、小さな現れに込められた出来事の本質を丁寧に見つめていきたいと思う今日この頃です。
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