2019年12月30日月曜日

新年を迎える準備

修正会を迎える本堂の準備ができました。

今回、仏華を立てるのに一番苦労したのは、立てる作業よりも花材の購入でした。
いつも道の駅を利用するのですが、お店の準備の悪さと段取りの悪さで店内が大混乱。
毎年来ていますがこんな今までことなかったのに!というほど、レジを待つ列がさながらUSJかディズニーランドかというくらいに。
あれはスタッフで大反省会してもらいませんと・・・。

そんな苦労もありましたが、ちょうど華を立て始める前に、ご門徒さんが臘梅を持ってきてくださるという有り難いことも。
その臘梅の甘い香りで本堂は一杯です。
是非お参りにいらしてその香を堪能してください。

大晦日の深夜、みなさまの参詣をお待ちしております。

2019年12月27日金曜日

正信偈のお話 十五⑪

道綽決聖道難証 唯明浄土可通入
万善自力貶勤修 円満徳号勧専称

道綽(どうしゃく)が生きたのは六世紀。
当時の世界の動きはというと、東ローマ帝国が地中海沿岸のゲルマン諸国を征して最大版図を獲得した頃です。

それに伴い、キリスト教会が教線を広げていきます。
とくにローマ教会の権威が高まります。

そして六、七世紀にかけてアラブ民族が台頭してきます。
なんといっても大きいのは、マホメットがアラビアのメッカに生まれたことです。
彼の布教によってイスラム教が成立し、アラビア人の民族的自覚が高まり、イスラム教の宗教国家が形成されます。
がてイスラム世界は、アジア、アフリカ、ヨーロッパにまたがる大帝国を作っていきました。

2019年12月25日水曜日

寺報12月(裏) ―住職雑感―

秋田県の湖でボートに乗っている人が熊の親子が泳いでいるのを見つけ、近づいて映像を撮ろうとしたら向かってこられた・・・というニュースの「なんと威嚇してきました」というナレーションに「なんとやないわ、構ったりな!」と同時に叫んだ我が家の姉弟。
声にこそ出しませんでしたが私と同じ感想にビックリ&苦笑い。

仏教には宿業という言葉があり、以前は前世の行いの報いという意味でしたが、現在の真宗では本人の意思に関わらず宿される業という意味で使われます。
具体的には時代や環境によってすり込まれる価値観のことです。
戦中戦後、昭和や令和といったそれぞれの時代性。
生まれた国や家庭といった環境。
その中で生きている者に無意識に宿される価値観に私たちは縛られます。

うちの子らのあの反応を、本人たちは親の影響などと露とも思わず、自然に湧いてくる自分の考えだと思っていることでしょう。
知らず知らずに大人が与えている影響ってスゴイなぁと改めて感じたことでした。

2019年12月22日日曜日

令和二年度 年末年始の行事のご案内

§ 修正会 §
『修正会』は新年を迎えるにあたり仏さまに対する報恩感謝の心から勤まり、仏法聴聞のこころざしを新たにするものとして厳修されます。
新春、初参りは願隨寺へご家族お揃いでご参詣下さい。

[日 時] 元旦の午前零時より厳修
 元旦は終日開門しております。どうぞ随時お参り下さい。

§ 新年 §
日ごろは願隨寺のためにひとかたならぬご厚誼をいただき、厚く御礼申し上げます。
一年の始まりを迎えるにあたり、ご先祖様、如来様への感謝のこころで集い、ご門徒の皆さまとの懇親を深め、気軽に語り合う新春の宴席を催したく存じます。新年早々につきご多忙中恐れ入りますが、ぜひご出席くださいますようご案内申し上げます。

日 時 1月5日(日)午後7時より
会 費 3,000
※準備の都合上、ご出席の有無を1月2日までにお知らせ下さい。


2019年12月18日水曜日

第16回 三夜連続法話の会「正信偈四十話」惑染凡夫信心発~唯可信斯高僧説

私が参加させていただいています「現代法話研究会 獅子吼の会」で毎年行っています「三夜連続法話の会」のご案内です。

私は1月22日に源信和尚の四句を担当いたします。
是非ご聴聞におこしください。

[日時]2020/1/21(火)~23(木)午後4時~6時
[場所]真宗大谷派 難波別院(南御堂) 御堂会館講堂

― 入場無料 ―

ー ごあいさつ ー

三夜連続法話「信心のうた 正信偈四十話」も大詰めとなりました。およそ、一年間に渡り
行ってきました。何度も足を運んで頂いた方々、今回初めて聞きに行こうとされる方々、共々に篤く御礼申し上げます。少しでも日々のお勤めの「正信僑」が身近に感じれればと願っています。今回は1月23日に、ゲストとして天王寺光照寺住職墨林浩師を迎えます。できれば三日間、お越し下さればとご案内いたします。
合掌
現代法話研究会獅子吼の会会長 洲崎善範

1月21日(火)
「惑染凡夫信心発 証知生死即涅槃 必至無量光明土 諸有衆生皆普化」
石谷弥恩(神戸市・光明寺)
「道綽決聖道難証 唯明浄土可通入 万善自力貶勤修 円満徳号勧専称」
松井 恵(門真市・心願寺)
「三不三信誨慇懃 像末法滅同悲引 一生造悪値弘誓 至安養界証妙果」
廣瀬 俊(東大阪市・法観寺)
「善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪 光明名号顕因縁」
竹中慈祥(滋賀県・眞廣寺)

1月22日(水)
「開入本願大智海 行者正受金剛心 慶喜一念相応後 与韋提等獲三忍 即証法性之常楽」
難波明則(箕面市・浄圓寺)
「源信広開一代教 偏帰安養勧一切 専雑執心判浅深 報化二土正弁立」
平野圭晋(斑鳩町・願隨寺)
「極重悪人唯称仏 我亦在彼摂取中 煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我」
洲崎善範(門真市・即念寺)
「本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人 真宗教証興片州 選択本願弘悪世」
墨林尚顕(鶴見区・慈恩寺)

1月23日(木)
「還来生死輪転家 決以疑情為所止 速入寂静無為楽 必以信心為能入」
松尾智仁(鶴見区・専立寺)
「弘経大士宗師等 拯済無辺極濁悪 道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説」
乙部大信(東住吉区・恩楽寺)
ゲスト法話「正信偈のこころ」
墨林 浩師(天王寺区・光照寺住職)


現代法話研究会獅子吼の会
お問い合わせ:浄琳寺(森 広樹)〒537-0025 東成区中道4-16-20 電話06-6971-5717
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/Shishikunokai

2019年12月15日日曜日

ツワブキ

今月の寺報に描いたツワブキは、先日ご門徒さん宅から頂いて門前に植えたものです。

少しの時間日が当たる日陰が良いらしく、門前のこの植え込みは最適です。
ここだとすずちゃん(我が家のレトリバー犬)に掘り返される心配もありません。

ある程度増えたら他の場所にも株分けしようと思います。
元気に育ちますように。(*・人・*) 
【by坊守】

2019年12月12日木曜日

続・架け橋美術展へ


この絵は、先月のNHKの日曜美術館『光の絵画~ハンセン病療養所・絵画クラブ「金陽会」』に出演されていた吉山安彦さん(90)の作品です。

金陽会は58年前に熊本県の菊池恵楓園できた絵画クラブとのこと。
しかし、今でも絵を描き続けているのは吉山さんただ一人。
こうしたことが架け橋美術展を終える理由なんでしょうね。

でも、例え架け橋美術展がなくなっても、こうした絵画や詩や歌は、苦難を生きた方々の生きた証として、そして後世に大切なことを伝えるものとして、回復者のみなさんが亡き後も受け継がれ、光を放ち続けることと思います。

2019年12月10日火曜日

架け橋美術展へ

奈良県橿原文化会館まで架け橋美術展を観に行ってきました。

先月のブログでもご紹介しましたように、「架け橋美術展」は、ハンセン病の後遺症によるさまざまな身体の不自由さや困難を乗り越え、人間らしく生きることを追求する中で制作された美術作品を広く伝えることで、ハンセン病問題の正しい知識と理解を深め、元患者の方たちと私たちの架け橋になることを願い始められたものです。
しかし、入所者の高齢化により、とうとう今年幕を下ろすことになりました。

そういうわけで、忙しい12月ですがどうしても行っておきたくて、坊守にお参りを代わってもらいました。

開場には絵画、写真、書、陶芸、手芸と様々な出品がありますが、やはり俳句や歌はストレートに思いが伝わるものとして心に残ります。



「八十年育て楓色づきぬ 多くの人に眺でよと叫ぶ」
「墓だけの 古里なぜに 恋しがる」
「布団干し 体を埋め 母の夢」
「背負いきれない 苦しみも 痛みも 消える日も 何時か来る その日まで 誰にも 負けない」

他にもたくさんの心打たれる言葉が綴られていました・・・。
[つづく]

2019年12月6日金曜日

銀杏と人類

今年もたくさんのぎんなんを落としてくれた代務寺院の境内の銀杏。


ぎんなん拾いの助っ人として連れて行った娘が、青い空に黄色い葉っぱが美しい銀杏を見上げながら「銀杏は人間が植え続けてるから今も絶滅せずにいるねんて」と言い出しました。

調べてみると、銀杏は世界古来の樹木の一つであり、イチョウ科の植物は中生代から新生代にかけて世界的に繁栄したそうです。
世界各地で化石が発見されているそうですが、氷河期にほぼ絶滅し、現在イチョウは、生きている化石として絶滅危惧種に指定されているのだとか。

絶滅の危機に瀕した銀杏はその美しさを愛されてあちこちに植えられているんですね。
味も美味しいしね、やっぱり♪
【by坊守】

2019年12月3日火曜日

渉成園ライトアップ



御正忌の御文法話を聴聞した帰りに友人たちと渉成園(枳殻邸)のライトアップを見てきました。
渉成園の紅葉が薄闇の中に鮮やかに照らし出されてなかなかいい雰囲気を醸し出していましたよ。


期間中、「日本の音」と題し、琴や三味線などの公演もあります。
私が行ったときは和太鼓でした♪


京都へお寄りの際は是非足を運んでみてください。

【期 間】2019年11月15日(金)から12月15日(日)
【時 間】17時30分から21時(最終入場20時30分)
【庭園維持寄付金】大人500円以上/中高生250円以上/小学生以下無料 ガイドブック進呈

2019年12月1日日曜日

寺報12月(表) ―坊守エッセイ―

先月の頭から始めた五葉の松の剪定がやっと終わりました。
私はちょっとお手伝いしただけですが、住職がとても熱心にお手入れしてくれています。

庭木に全然興味のなかった住職が境内の木々に心を砕くようになったのは、ある御門徒さんのおかげなのです。
その方は前住職が亡くなった直後の願隨寺を心配して、度々お寺に来ては木の剪定の仕方や畑の作り方等を教えてくださいました。

願隨寺の境内にはご門徒さんのお宅から分けていただいた草花もたくさん植わっています。
赤い実が可愛らしいオトギリソウ、斑入りの椿、蝋梅、紅白の木瓜、大きくなりすぎたので数年前に切ってしまったソテツも株分けの鉢植えにしてとってあります。
先日頂いたツワブキの株は山門横の南天の下に植えました。

こうしてお寺を気にかけてくださるみなさまのお心で境内が作られているありがたさにお念仏申させていただきました。

【by坊守】

2019年11月29日金曜日

第16回 三夜連続法話の会「信心のうた 正信偈四十話」 印度西天之論家~正定之因唯信心

私が参加させていただいています「現代法話研究会 獅子吼の会」で毎年行っています「三夜連続法話の会」のご案内です。
是非ご聴聞におこしください。

ー ごあいさつ ー
今年2月の難波別院、3月の八尾別院、大和大谷別院に引続き、三夜連続法話「信心のうた 正信偈四十話」のいよいよ後半を開催します。昨年は天満別院、茨木別院でも法話会を催し大阪教区の五別院へと活動を広げました。山門がホテルを兼ねた新しい姿で完成する難波別院にて今回はおこないます。12月19日には、ゲストとして藤井寺市 了信寺前住職高間重光 師を迎えます。どうか三夜とも、新しい山門をくぐり、この法話会にお越し下さい。なお、今回の続きは年明けの1月21日から23日です。合わせてご案内申し上げます。
合掌
現代法話研究会獅子吼の会会長 洲崎善範

12月17日(火)
「印度西天之論家 中夏日域之高僧 顕大聖興世正意 明如来本誓応機」
小松 肇(大東市・泉勝寺)
「釈迦如来楞伽山 為衆告命南天竺 龍樹大士出於世 悉能摧破有無見」
三好泰紹(泉大津市・蓮正寺)
「宣説大乗無上法 証歓喜地生安楽 顕示難行陸路苦 信楽易行水道楽」
山雄竜麿(堺市・以速寺)
「憶念弥陀仏本願 自然即時入必定 唯能常称如来号 応報大悲弘誓恩」
松尾陽子(茨木市・浄教寺)

12月18日(水)
「天親菩薩造論説 帰命無碍光如来 依修多羅顕真実 光闡横超大誓願」
宮部 渡(門真市・西禰寺)
「広由本願力回向 為度群生彰一心」
森 広樹(東成区・浄琳寺)
「帰入功徳大宝海 必獲入大会衆数 得至蓮華蔵世界 即証真如法性身」
杉本 潤(鶴見区・圓満寺)
「遊煩悩林現神通 入生死園示応化」
稲垣洋信(淀川区・長教寺)

12月19日(木)
「本師曇鸞梁天子 常向鸞処菩薩礼 三蔵流支授浄教 焚焼仙経帰楽邦」
松井 聰(門真市・心願寺)
「天親菩薩論註解 報土因果顕誓願 往還回向由他力 正定之因唯信心」
澤田 見(守口市・清澤寺)
ゲスト法話「正信偈の願い」
高間重光師(藤井寺市・了信寺前住職)


現代法話研究会獅子吼の会
お問い合わせ:浄琳寺(森 広樹)〒537-0025 東成区中道4-16-20 電話06-6971-5717
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/Shishikunokai

2019年11月26日火曜日

正信偈のお話 道綽決聖道難証⑩

道綽決聖道難証 唯明浄土可通入
万善自力貶勤修 円満徳号勧専称

「当今、末法(まっぽう)にして、これ五濁悪世(ごじょくあくせ)なり。唯(ただ)浄土の一門ありて通入すべき路なり」
道綽(どうしゃく)『安楽集(あんらくしゅう)

聖道(しょうどう)とは、仏陀のさとりを得るために自力を尽くして修行する聖者の道です。それは煩悩をかかえたふつうの人(凡夫)には、とても実現不可能な困難な道「難行(なんぎょう)」です。
しかも時代は先に述べたように末法の時。このような世と時に生きる者にとって真実に生きる唯一の仏道は念仏しかない。念仏を信じ称えるという誰にでも実行できる道「易行(いぎょう)」によって仏国土・浄土に生まれることを願うほかない。
これが道綽が決断し選びとった道でした。

2019年11月24日日曜日

架け橋美術展 最後の開催

今年も架け橋美術展が開催されます。
しかし、なんと今年が最後!
元患者のみなさんの高齢化による作品の減少等の理由によるものと思われます。
最後の機会ですので、是非足をお運びください。

【日時】12月8日~10日
10時~16時30分(最終日は14時まで)

【場所】奈良県橿原文化会館
橿原市北八木町3丁目65-5(℡ 0744-23-2771)
・近鉄「大和八木駅」より東へ500m
・JR「畝傍駅」より北へ900m
※会館には駐車場はございません。ご来館の際には、公共交通機関をご利用いただくか、最寄りの有料駐車場をご利用<ださい。



ー 第35回架け橋美術展 開催趣旨 ー
「らい予防法」により国が続けた隔離政策によって、ハンセン病患者自身のみならず、その家族までもがそれまで以上に厳しい差別や偏見を受け、一緒に暮らすことはもちろん、会うこともできない、実名を名乗ることもできないという生活を余儀なくされました。そして今なお社会に残る差別や偏見、高齢や病気の後遺症から療養所の生活を続けている人
がいます。
 2001年のハンセン病元患者自身が提訴した国家賠償請求訴訟判決に続き、2019年の元患者の家族らが国に損害賠償を求めた訴訟判決も国はその責任を認め熊本地裁判決を受け入れましたが、これで差別がなくなるわけではありません。差別の根源をつくってきた国だけではなく社会にいる私たち一人一人は何をしてきたのか、これから改めて問われなければならないと思います。

 この「架け橋美術展」は、ハンセン病の後遺症によるさまざまな身体の不自由さや困難を乗り越え、人間らしく生きることを追求する中で制作された美術作品を広く伝えることで、ハンセン病問題の正しい知識と理解を深め、元患者の方たちと私たちの架け橋になることを願い始められました。1982年の第1回開催以降、市町村、関係団体等多くの支援を得て続けてきた本美術展も、本年度「第35回架け橋美術展」の開催をもって、その歴史に幕を下ろすことになりました。
 一人でも多くの方にご鑑賞いただき、「ハンセン病問題の全面解決」に向かって闘い続けるハンセン病元患者とその家族と思いを一つにすることを通して、あらゆる差別の撤廃、人権文化の昂揚のきっかけとなればと願うものです。

2019年11月22日金曜日

御文法話の聴聞へ


本山での報恩講中に勤まる御文法話の聴聞に行ってきました。

友人がその大役を務めるからなのですが、あいにく天気は下り坂。
午前中の最後のお参りの際に、「そういう訳で、これから本山まで行こうと思ってたんですけど、今にも雨が降り出しそうでしょ。今日は駅まで車で送ってくれる嫁さんがいないんですよねぇ」と弱音を吐くと、
「そんなこと言わずに行ってあげてください」とご門徒さんに叱咤されました。

お陰で彼の勇姿を見ることができました。
もちろん、聴聞こそ一番大切の目的ですけどね(笑)。
こんな感じでまたご門徒さんにお育ていただきました。

(体半分手すりに隠れてます・・・堂内で写真は堂々と撮れないので

― 御文法話とは ―
御文とは、真宗再興の祖、第八代蓮如上人が書かれたお手紙です。
御文の拝読は、「蓮如上人の直接御化導を参拝の大衆に伝達する為のものである」とされています。
御文法話には、一定の順序形式がありました。それは、一座の法談を展開する主題である讃題に始まり、典拠、随文、作釈、譬喩、因縁、合法、安心、報謝、師徳、法度という構成になっており、法話の最後の結びとして、「尚一座の所詮安心の正意は拝読の御文を大
切に聴聞いたさるよう」とのことばを残して、御文の拝読に移るものでした。
今日では古式に則った形ではありませんが、真宗本廟の報恩講では22日から26日の逮夜後に行われます。

2019年11月19日火曜日

本願寺派さんの音楽法要

ご縁があって本願寺派さんの法要にお参りさせていただきました。

願隨寺でも催しておりますようなお寺でのコンサートをされるとのことで、吹奏楽の一員として参加させていただいたのです。

この時期の法要ですので報恩講さんかと思ったら、報恩講は月末とのことで、この日は音楽法要の日だったようです。

二十数名の編成だったので楽団は本堂で、ご門徒さん達は境内に降りて聴いてくださいました。


私はオーボエの楽器紹介で真宗宗歌を独奏したのですが、ご門徒の皆さんが声をそろえて歌って下さいました。

宗派が違っても同じ親鸞聖人の教えを頂く御同朋に出逢あわせていただく事ができ感動しました。
【by坊守】

2019年11月16日土曜日

寺報11月(裏) ―住職雑感―

十月二十四日、ハンセン病元患者の家族が受けた差別被害への補償法がまとまりました。

ところで私はハンセン病回復者のみなさんとの交流を含めいくつかの人権問題に関わっていますが、私も抱いたよくある悩みの一つが「当事者でもない自分がどのように関わっていいのか・・・」。

しかし、福島県で原発事故問題に関わる小松理虔さんは、「賛成か反対か、正しいか間違っているかと問われると、当事者じゃない人たちは少し尻込みしてしまう。下手なことは言えないと思ってしまう。そして関わることをやめてしまう。当事者と非・当事者の間でどんどん深くなる溝。この時、鍵を握るのは当事者と無関心層のあいだにいる新たな存在ではないか。当事者じゃないけど、関わりたいなぁという人たち、そういう人たちこそ、解決のカギを握っているんじゃないか」とおっしゃいます。

関心はあるけど尻込みしている方がおいででしたら、ハンセン病問題はもちろん、それ以外もご紹介できます。
ご一緒にいかがですか?

2019年11月14日木曜日

令和元年度 願隨寺報恩講

今年も願隨寺報恩講が無事に勤まりました。

平日だったので頼みの娘と息子は学校。
娘は「この日授業は一回も休んだ事が無いし、卒展委員会も毎回出てるから報恩講の日くらい休んでもいいねんで」と言ってくれたのですが、卒業制作や卒業展示会の会議で忙しい時期なので登校させることにして、前日と当日の朝の準備だけ手伝ってもらいました。

代わりと言ってはなんですが、マリンバ演奏のために来てくれていた姪っ子がお茶のお接待を手伝ってくれて大助かりでした。

今年は特に住職が参加の声掛けに力を入れてくれたようで、例年より多くの方にお参り頂き、法要後のコンサートも盛況のうちの終わることができ一安心です。


これからも皆さんにお参りして良かったと言っていただける報恩講をお勤めしていきたいと思います。
【by坊守】

2019年11月12日火曜日

報恩講の準備

報恩講の準備が整いました。

瓔珞を掛け、須弥盛りには柿を、報恩講用の打敷きは赤い鳳凰柄です。

お内陣のお花は住職が、私はトイレのお花を入れました。
女性用の個室には境内の侘助を、男性用の窓際には駐車場のフェンスに巻き付いていた蔓を入れてみました。
お参りのみなさまには気づいていただけるでしょうか(*´ω`*)
【by坊守】


2019年11月10日日曜日

即位記念

今日は全国的にお天気に恵まれ、絶好のパレード日よりでしたね。

さて先日、「これ自動販売機に受け取り拒否されるから両替してくれへん?」と、住職から渡された見慣れないコイン。
よく見ると500円の文字・・・これはもしかして!ご即位記念硬貨ではないですか!


調べてみると、先月に発行されたばかりで、当初は一人2枚しか交換してもらえない貴重品で、ネットショップでは1,430円で販売されているような代物でした。

住職にどうしたのか聞いても「さぁ?いつの間にか財布の中にあってん。何かのお釣りでもらったんかな?」
いやいや・・・そんな普通に出回ってないでしょう~。

いったいどのようにして住職のお財布に入ったのか謎の記念硬貨なのでした。
【by坊守】

2019年11月9日土曜日

珍しく巻真しました

今日は、午前中は通常のお参り、昼からは柏原市のお寺の法話に伺わせていただいて、帰ってから晩ご飯の後に一杯だけですが仏華を立てるというなかなかの忙しさでした。

さて、本堂で仏華の準備をしてるところに、坊守がご門徒さんからのお参りの変更の電話を持ってきました。
その帰りしな、松の葉を針金で括っている私に一言。
「そんな風にキュウキュウにくくったったらなんか可哀想・・・」
「こういう作法があんねん。て言うか、こうせんとこの松使えへんねん」

そうなんです。
今回、私としては珍しく松の葉を括る「巻真(まきしん)」というやり方をしましたが、なんか不自然だし、手間はかかるし嫌いなんです。
でも、この松は組内で既に報恩講を終えたお寺さんから、参勤の帰りにいただいたものでして・・・。
それは助かる♪と喜んでいただいて帰ったたのですが、さぁ立てようという段になってよく見ると、日が経ってしまっていますので葉に元気がなくピンと上を向いていません。
そのまま立てては情けない感じになっちゃうし、かといってせっかくいただいたものを使わないのも申し訳ないし・・・で、仕方なくなんです。

巻真は報恩講のような重い法要のときにしかしないものですし、今回みたいな事がない限りもうすることもないと思いますので、来週の報恩講のお参りの際には是非近くで見てみてくださいね。

2019年11月7日木曜日

松のお手入れ

朝夕涼しくなってきたこの季節。
毎年、住職は五葉の松のお手入れを始めます。

たくさんの葉っぱが茂っていると、虫が潜り込んだり病気になったりするので葉っぱを間引いてすかせていきます。

例えば、この一塊(写真左)をお手入れすると、こう(写真右)なります。


だいぶ風通しがよくなって、枝が見えるほどになっていますよね。

一枝づつ指で揉んで落としていくので大変な作業ですが、仕事の合間にコツコツとがんばっています。
でも、あのペースで報恩講さんまでに終わるかなぁ?
きれいになったところをお参りのみなさんに見ていただければいいのですけど・・・。
【by坊守】

2019年11月4日月曜日

ピカピカになったお道具で♪

報恩講に向けて、お内陣のお道具のおみがき講が勤まりました。

本堂一杯にシートを広げて一つ一つのお道具を丁寧に磨いていきます。
毎年参加してくださっているベテランさんは手慣れたもので、みるみるきれいになりました。

あまり汚れていないように見えるお道具も、磨いてみるとどんどんと磨き布が黒くなり、一年間の汚れ具合がよくわかります。


ピカピカになったお道具で今年も気持ちよく報恩講さんを迎えられます。
ご参加してくださった皆様ありがとうございました。
【by坊守】

2019年11月3日日曜日

寺報11月(表) ―坊守エッセイ―

願隨寺本堂が再建され落慶法要を勤めたのは2006年。
有縁の皆様に多大なご寄進ご協力を頂き、稚児行列も華やかに盛大に勤められた法要を今もはっきりと思い出すことができます。

あの時、稚児姿で前住職に散華を渡す役をした息子は今月末で二十歳になります。
最近は遠方の月参りも任せられるようになりました。
前住職であるおじいちゃんから手渡された何かを息子なりに大切に思ってくれているのかなと嬉しく思います。

多くのご門徒様に落慶を祝って頂いてから13年。願隨寺再建の為にご尽力下さった方が一人二人と還浄されています。
私たちはその方々からお預かりした願隨寺をお守りできているでしょうか。

「お参りに来る人がいて下さってこその寺。お参りの無い寺はただのがらんどう」と前住職がよく言っていました。
願隨寺が「がらんどう」にならないよう、どうぞ報恩講には皆様の本堂にお参りください。
【by坊守】

2019年11月1日金曜日

奈宗連 2019年度講演会のお知らせ

奈宗連(差別をなくす奈良県宗教者連帯会議)の2019年度講演会は、黄光男(ファン グァンナム)さんを講師に迎え、「ハンセン病家族の闘い ―奪われた人生を取り戻す―」という講題でお話しいただきます。


黄光男さんは、今年結審した「ハンセン病家族訴訟」の原告団の副団長を務められた方です。
1955年、大阪府吹田市で在日朝鮮人二世として生まれるも、1才のときに母親と姉がハンセン病を発病し療養所に隔離され、黄さんは福祉施設で育ちます。
後に家族は社会復帰し、黄さんは尼崎市職員に採用されるも、ハンセン病の家族のことは長らく語ることはありませんでした。

他のハンセン病家族の方々と同様に、家族と引き裂かれ、家族のことを隠して生きざるを得なかった差別の事実とその問題をお話しいただけることと思います。

宗教関係の方以外の一般の方でも聴講可能です。
是非ご来場ください。

[日時]2019年11月20日(水)
13:00開会 ~ 15:10頃閉会を予定
[場所]奈良県社会福祉総合センター
橿原市大久保町320-11
[入場料]無料
[駐車場]橿原市営畝傍御陵前駅東駐車場(自己負担)
[問合せ先]奈宗連事務局
浄土真宗本願寺派 奈良教務所内 ℡0742-44-5878

2019年10月29日火曜日

朗読劇「マボロシの地図」観てきました

主人が演出を担当したという朗読劇を娘と一緒に「見に行ってみよう!」という事になったのです。



朗読劇「マボロシの地図」はジャータカ物語を題材に、一人息子の死を受け入れられない母親と、オレオレ詐欺に手を染めながらも母のぬくもりを探す青年を現代の社会問題を目の当たりにする現場の刑事さんの目を通して語られます。

脚本もキャストもすべて法話研究会メンバーの僧侶です。
プロのようにとはいきませんが配役はそれぞれの雰囲気にぴったり(主人が言うには適材適所)。
笑わせるところあり、ホロリとさせるところありの熱演で、たくさん練習されたのだなぁと感心しました。



獅子吼の会の活動はなかなか見に行けませんが、時々抜き打ち的に行ってみようかな
【by坊守】

2019年10月26日土曜日

ご門徒さんちの竹で立てた仏華

ハンセン病問題の交流会のついでに、「ちいちの華」の会が仏華展の準備をしている開場をのぞきに行きました。
狭いホールが花材と道具でゴチャゴチャな中、みなさん頑張っておられました。


今回の仏華のひとつには、私が代務住職をしているお寺のご門徒さんの敷地の竹が使われています。

三日前にちいちのメンバーの一人から、「正月前に竹を探してたとき、切らせてもらえるとこあるって言ってたやんか。頼んでもらえる?」と連絡がありました。
ご門徒さんにお願いすると、二つ返事でOKをいただき、「ええよやて」と返事。


上の写真の左側がその竹林です。
右は彼がそこから切り出した竹の写真を送ってきたものです。

「切りました。寺側の方。ありがとうございました。癖のある竹で水上がるかは微妙…。」とメッセージ。

竹は水上がりが難しく、上がらないとすぐに葉っぱが萎れてしまうんですよね。
それが心配で、ちゃんと使っていただけたかなぁ・・・と見に行ったんです。

状態は・・・おぉ!エエ感じに立ってるやん!


どうですか?本当にエエ感じでしょ♪
これならご門徒さんにいい報告ができます♪

2019年10月25日金曜日

ハンセン病問題パネル展 ~家族も受けた被害~

難波別院(南御堂)の新しくなった御堂会館でハンセン病問題パネル展を行っています。

[趣旨文] ― ― ― ― ― ― ― ―
2001年、ハンセン病患者原告は隔離政策は憲法違反であると訴え、勝訴判決を得ました。
2016年にハンセン病患者家族もまた地域や学校、職場において、人生の節目においても差別され苦難の人生を余儀なくされた国を訴え、今年6月28日に勝訴判決を得、国は控訴を断念し判決は確定しました。
裁判に関わって、差別というものは個人的な好き嫌いということだけではなく、集合的な意識としての偏見、社会的な集団に対する偏見から来るということも学びました。
責任を問われたのは国だけでなく、地域や学校で家族を差別してきた社会、ひいては私たち一人ひとりではないでしょうか。
まだまだハンセン病問題は解決していません。
パネル展を見て、原告の声に耳を傾け、身近な問題として今私たちに何が問われているのか、考えてみてください。

大阪教区教化委員会 社会・人権部
ハンセン病問題を共に学ぶ実行委員会
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10月25日から28日まで、御堂会館2階Fホールで11:00から16:00まで行っておりますので是非足をお運びください。


さてこのパネル展は、毎年難波別院の報恩講に合わせて行われています。
同様に、この機会に合わせて邑久光明園のみなさんとの交流会も行われます。

その交流会に今年は園から5名、いちょうの会から3名のご参加をいただけました。
いちょうの会というのは2001年の訴訟の原告の方々で大阪にお住まいの方々が交流のために作られた会とうかがっています。

今日は臨席したいちょうの会のお一人の方と昼食をいただきながら二時間みっちりお話しをうかがうことができました。
療養所へ一度も会いに来てくれなかった親を恨んだが、よくよく家の事情を考えればそれも仕方なかった・・・。実際は母が死ぬ間際まで自分のことを思っていてくれたことを後で知った。
退所して社会復帰してからも苦労の連続だった。そんな中、見習うべき人と出会い、病気のことを知っても支えてくれた人たちがいて今の自分がいる。私は人に恵まれました・・・と、内容の深刻さに反した穏やかな声でお話ししてくださいました。

貴重な人生談をお聞かせいただきありがとうございました。またお会いできる機会を楽しみにしています。

2019年10月23日水曜日

正信偈のお話 道綽決聖道難証⑨


道綽決聖道難証 唯明浄土可通入
万善自力貶勤修 円満徳号勧専称


道綽(どうしゃく)による末法史観(まっぽうしかん)を詳しく見てみましょう。

正法(しょうぼう)・・・お釈迦さま亡き後の五百年間。教えの通りに修行して覚る者(真実の証となる存在)がいた。(教・行・証あり)

像法(ぞうぼう)・・・次の一千年は教えを聞き、それを実践する者はいるが、証となる人はいなくなる。(教・行あり)

末法(まっぽう)・・・次の一千年には塔や寺を建立したりして教えを守ろうとするが、真実は隠れてしまう。そのため、我こそは正しい指導者だというニセ者がたくさん現れて混乱し争いの世になる。かろうじて教えだけがほんの微かに残っている。(教あり)

その後、教えも完全に滅びていく。・・・法滅(ほうめつ)

が生きたのは像法の時代が終わり、いよいよ末法に入ったという時代でした。

2019年10月21日月曜日

寺報10月(表) ―坊守エッセイ―

ご門徒さんを対象に「お仏法の事を学んでみませんか?」と去年の十二月に始まった「真宗を学ぶ会」。
全六講のうち第五講までは高田の大和大谷別院で行い、最後の第六講は御本山での二泊三日の宿泊研修になります。

今回私はスタッフとして全講座に参加させて頂きました。
受講者の皆さんは座談会を重ねるごとに打ち解けて、先月の宿泊研修での座談会では、それぞれが見栄やしがらみに縛られる事なく、素直な気持ちを語り合う事ができたと言っておられました。

「私達は自分の意思をもって積極的にこの研修会に参加した者ではなく、人に勧められて参加したものばかりです。」けれど「自分自身を見つめ直す必要を感じた」「得難い機会を与えていただいた」
研修の最後に班ごとに制作して親鸞聖人の御前で宣言された「宣誓文」の中の一文です。

受講者の皆さんはここに身を運ぶまでの得難いご縁に感謝し、そして大切な何かを持ち帰って下さったのだなぁと感動しながら拝聴いたしました。
【by坊守】

2019年10月18日金曜日

ACT449 仕上がってきました

10月28日(月)午後6時から難波別院(南御堂)御堂会館4階Aホールで行う「朗読劇」と「弾き語りと法話」。
だんだんと日が近づいてきて練習にも熱が入ります。


各々一人でも読み込みをしてくれていて、最初の読み合わせからするとスゴクよくなっています!
中には、「う~ん、これは頑張ってもらわんと・・・」と思っていた人が意外な才能に目覚めて面白い演者に成長してくれたり。
いやぁ、本番が楽しみ♪


私は背景を変えたり、BGMを入れたりするタイミングを演者と相談しながら最終調整に入っています。
こういう何かを作り上げることってワクワクします♪

あぁ、そういえば報恩講もご門徒さんと一緒に作り上げる行事なんですよね・・・。
毎年行っていると新鮮さがなくなって・・・いかんいかん、本業を疎かにしては。
ACT449にも、願隨寺の報恩講にも是非お越しください。

2019年10月16日水曜日

ちいちの華「仏華展」


友人のお坊さんたちがやっている仏華研究会「ちいちの華」。

仏華のスペシャリスト集団として大阪教区内の大きな法要の仏華の多くを彼らが立てています。


そんな彼らがこの度、難波別院(南御堂)の山門落成にあわせて、開門プロジェクト「『御堂“開”館WEEK』~おいでーや南御堂~」の一環として、2019年10月25日(金)~11/4(月)仏華展を開催致します。

御堂会館3階Dホールにて10:00~17:00までご覧いただけますので、報恩講参拝、また「~おいでーや南御堂~」プロジェクトの折、是非ともお立ち寄りください。


うちのお寺で私が立てる仏華とは比べものにならないくらい美しい仏華を観覧できると思いますよ♪

2019年10月13日日曜日

讃迎の夕べ♪コンサートのお知らせ

今年も報恩講に引き続いて素敵な演奏会を催します。楽しい演奏をどうぞお楽しみください。  ♪♪(●^∀^●)♪♪

ープログラム-
三村奈々恵 / パッヘルベルのカノンによるトランスフォーメーション
渡邉 達弘 / がんばり・タンバリン 他
※変更になる場合がございます。予めご了承ください。

水野萌(写真左) ・・・マリンバ
富山県出身。相愛大学音楽学部打楽器専攻卒業。同大学音楽専攻科修了。第7回岐阜国際音楽祭コンクール打楽器部門第1位。ジャーナリスト特別賞。第19回松方ホール音楽賞受賞。

樽井美咲(写真右) ・・・マリンバ
京都市立芸術大学卒業。管打楽専攻首席。卒業に際し京都市長賞を受賞。同大学卒業演奏会、打楽器新人演奏会等に出演。第一回ウーヴェルチュールコンサート最優秀賞受賞。一般社団法人アマービレフィルハーモニー管弦楽団正団員。

2019年10月8日火曜日

サンマを食べて復興支援!


先日、南御堂で行われた「大船渡サンマまつり」に行って来ました!

晴天の境内はサンマを焼く煙と良い匂いでいっぱい。
サンマを求めて長蛇の列ができていました(*≧∀≦*)



今年はサンマが不漁だと聞いていましたが、看板には新鮮なサンマ3000匹を大船渡から直送とあります。
ふわふわでお腹の中まで美味しかったです!
ごちそうさまでした♪



毎年この時期にやっているようですので、来年はみなさんも是非!
【by坊守】