2019年11月24日日曜日

架け橋美術展 最後の開催

今年も架け橋美術展が開催されます。
しかし、なんと今年が最後!
元患者のみなさんの高齢化による作品の減少等の理由によるものと思われます。
最後の機会ですので、是非足をお運びください。

【日時】12月8日~10日
10時~16時30分(最終日は14時まで)

【場所】奈良県橿原文化会館
橿原市北八木町3丁目65-5(℡ 0744-23-2771)
・近鉄「大和八木駅」より東へ500m
・JR「畝傍駅」より北へ900m
※会館には駐車場はございません。ご来館の際には、公共交通機関をご利用いただくか、最寄りの有料駐車場をご利用<ださい。



ー 第35回架け橋美術展 開催趣旨 ー
「らい予防法」により国が続けた隔離政策によって、ハンセン病患者自身のみならず、その家族までもがそれまで以上に厳しい差別や偏見を受け、一緒に暮らすことはもちろん、会うこともできない、実名を名乗ることもできないという生活を余儀なくされました。そして今なお社会に残る差別や偏見、高齢や病気の後遺症から療養所の生活を続けている人
がいます。
 2001年のハンセン病元患者自身が提訴した国家賠償請求訴訟判決に続き、2019年の元患者の家族らが国に損害賠償を求めた訴訟判決も国はその責任を認め熊本地裁判決を受け入れましたが、これで差別がなくなるわけではありません。差別の根源をつくってきた国だけではなく社会にいる私たち一人一人は何をしてきたのか、これから改めて問われなければならないと思います。

 この「架け橋美術展」は、ハンセン病の後遺症によるさまざまな身体の不自由さや困難を乗り越え、人間らしく生きることを追求する中で制作された美術作品を広く伝えることで、ハンセン病問題の正しい知識と理解を深め、元患者の方たちと私たちの架け橋になることを願い始められました。1982年の第1回開催以降、市町村、関係団体等多くの支援を得て続けてきた本美術展も、本年度「第35回架け橋美術展」の開催をもって、その歴史に幕を下ろすことになりました。
 一人でも多くの方にご鑑賞いただき、「ハンセン病問題の全面解決」に向かって闘い続けるハンセン病元患者とその家族と思いを一つにすることを通して、あらゆる差別の撤廃、人権文化の昂揚のきっかけとなればと願うものです。

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