今日は、午前中は通常のお参り、昼からは柏原市のお寺の法話に伺わせていただいて、帰ってから晩ご飯の後に一杯だけですが仏華を立てるというなかなかの忙しさでした。
さて、本堂で仏華の準備をしてるところに、坊守がご門徒さんからのお参りの変更の電話を持ってきました。
その帰りしな、松の葉を針金で括っている私に一言。
「そんな風にキュウキュウにくくったったらなんか可哀想・・・」
「こういう作法があんねん。て言うか、こうせんとこの松使えへんねん」
そうなんです。
今回、私としては珍しく松の葉を括る「巻真(まきしん)」というやり方をしましたが、なんか不自然だし、手間はかかるし嫌いなんです。
でも、この松は組内で既に報恩講を終えたお寺さんから、参勤の帰りにいただいたものでして・・・。
それは助かる♪と喜んでいただいて帰ったたのですが、さぁ立てようという段になってよく見ると、日が経ってしまっていますので葉に元気がなくピンと上を向いていません。
そのまま立てては情けない感じになっちゃうし、かといってせっかくいただいたものを使わないのも申し訳ないし・・・で、仕方なくなんです。
巻真は報恩講のような重い法要のときにしかしないものですし、今回みたいな事がない限りもうすることもないと思いますので、来週の報恩講のお参りの際には是非近くで見てみてくださいね。
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