2019年10月21日月曜日

寺報10月(表) ―坊守エッセイ―

ご門徒さんを対象に「お仏法の事を学んでみませんか?」と去年の十二月に始まった「真宗を学ぶ会」。
全六講のうち第五講までは高田の大和大谷別院で行い、最後の第六講は御本山での二泊三日の宿泊研修になります。

今回私はスタッフとして全講座に参加させて頂きました。
受講者の皆さんは座談会を重ねるごとに打ち解けて、先月の宿泊研修での座談会では、それぞれが見栄やしがらみに縛られる事なく、素直な気持ちを語り合う事ができたと言っておられました。

「私達は自分の意思をもって積極的にこの研修会に参加した者ではなく、人に勧められて参加したものばかりです。」けれど「自分自身を見つめ直す必要を感じた」「得難い機会を与えていただいた」
研修の最後に班ごとに制作して親鸞聖人の御前で宣言された「宣誓文」の中の一文です。

受講者の皆さんはここに身を運ぶまでの得難いご縁に感謝し、そして大切な何かを持ち帰って下さったのだなぁと感動しながら拝聴いたしました。
【by坊守】

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