2021年1月2日土曜日

寺報1月(年賀状のことば)―住職雑感―

今年の年賀状には江戸時代後期の名僧・良寛さんの言葉を添えさせていただきました。
「いかなるが 苦しきものと 問うならば 人をへだつる 心と答えよ」

昨年から続く新型コロナウィルスの感染拡大。
確かに感染は怖いのですが、もっと恐ろしいのは人の心かもしれません。

せっかく回復して助かった命を、誹謗中傷を苦に自殺してなくした方があると聞きました。
誠に人に隔てられた苦しみでありましょう。

隔てる側は自分の罪に無自覚なもの。
他人の痛みを自分の痛みのごとく感じ、共に喜び、共に泣く心を慈悲といいます。
その心を失っていないか…と気づかせていただけるのが仏さまに手を合わせる心です。

こんな時代だからこそ共にお念仏してまいりましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿