2020年2月27日木曜日

「奈宗連」2019年度 宿泊研修会(初日)

奈宗連(差別をなくす奈良県宗教者連帯会議)の宿泊研修会に参加してきました。

毎年この時期、ハンセン病の国立療養所長島愛生園を訪ねています。
この10年、療養所への桜の植樹を行っていましたが、作業に一杯一杯で研修や交流会に十分な時間が割けないことへの反省から、今年は植樹活動には一区切りつけて、新たな形での宿泊研修会を企画していました。

ところが最近の新型コロナウィルスの流行。
開催はどうなることかと心配していると、二日目に伺う予定だった邑久光明園からは来園のお断りがありました。
真宗大谷派のハンセン病問題の委員会にもその旨の連絡がありましたし、みなさん高齢者ですから無理もありません。

愛生園はどうするのだろう?と思い続けている内に当日を迎えます。
集合場所で事務局に経緯を聞くと、判断はそれぞれの園長が行うので、対応は異なるとのこと。
晩に行った交流会に愛生園の園長さんも参加してくださり、今回の判断の難しさと共に、ハンセン病を学びに来園する人たちへの熱い思いを語ってくださいました。
ご高齢だからこそ、機を逃すと次がないかもしれませんし・・・本当に難しい判断だったと思います。


さて今回の私はメモや写真を撮りまくり。
それと言いますのも、この4月から奈宗連の運営を真宗大谷派が担うことになっており、その責任者が私なんです。
ですから、来年行うときの参考にと記録を取るのに必死でした。


こういう時の反省として、進行や全体の様子が気になってしまい、目の前のことが疎かになってしまうということです。
例えば、せっかく横に座ってくださった方とのお話し中に余所見をしてしまうとか。
でも逆に、目の前のことに集中していると、ハッ!今どういう状況?ということにもなって・・・。
これもまた悩ましい問題です。(o´д`o)=3

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