先月から『病室で念仏を唱えないでください』というドラマが始まりました。
僧籍を持つ救命医の目を通して現代人の生死感を描く…とのことで録画して観ようと思っています。
世間一般には「僧侶と病院」というテーマはちょっと違和感のあるものなのですね。
そう言えば病院や老人福祉施設では法衣姿でのお見舞いを断られることがあるそうです。
法衣姿は「死」を連想し、ナイーブになっている患者さんを刺激しないようにという配慮なのでしょう。
でも今月の言葉の通り「生のみが我らにあらず 死もまた我らなり」と思うのですが。
さて、「吸ふて吐き 吸うて吐きつるこの呼吸(いき)の ただごとでなき このただのこと」歌人の西川和榮先生からいただいたお便りに書かれていたお歌です。
西川先生は出る息、入る息さえ自分の力でしているのではなく「向こう様のお仕事」と仰がれます。
2月14日、大和大谷別院に西川先生をお招きして聞法会を行います。
ご一緒に聴聞いたしませんか?
【by坊守】
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