2019年8月31日土曜日

寺報8月(裏) ―住職雑感―

今回の参議院選で重度の障害を持つ方が二名当選されましたね。
以前にも車椅子を必要とする議員はおられましたが、今回はより大がかりというか根本的な対応の変化が必要になりそうです。

お寺でもバリアフリー化は課題となっています。
しかし、町の小さな寺院に構造的な改善ができるかというとなかなか困難なのが現状です。

でも、ハード面では無理でもソフト面での身近な見直しは可能です。
これまで『真宗宗歌』や『恩徳讃』の斉唱の際、「お立ちください」とのアナウンスがよくなされてきました。
この起立は必須なのか儀式作法の先生にお尋ねすると、礼拝の作法にはあたらないので随意にとのこと。
立てるのが当たり前という意識、この辺から変えていきたいと思います。

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