令和元年お盆の永代経が勤まりました。
台風接近の不安定な天候の中、お参り下さった皆様、本当にありがとうございました。
お参りの方があってもなくてもお勤めはしなければなりませんので予定通り決行しましたが、「まぁ、ないかなぁ」という予想に反して、例年の半数ではありましたが参詣していただけました。
夕方から雨が降り始め、今後の台風被害の成り行きが心配される中、足を運んでくださいました皆様には深く感謝いたします。
例年のように境内に燈篭をお飾りすることができなかったので、今回燈篭は内陣外陣にお飾りさせていただきました。
また、雨のふきこみでお履物が濡れてしまうのでお参りの皆様には拝殿ではなく玄関からあがっていただきました。
ご門徒の皆様にとって、これはこれで滅多にない体験だったのではないかと思います。
そして、「お参りがなくて私たち家族だけで聞かせてもらうことになるかもしれませんよ」とお伝えしたにも関わらず来てくださった宮部先生にも御礼申し上げます。
宮部先生が法話の中で紹介してくださった蓮如上人の歌
「火の中を 分けても法は 聞くべきに 雨風雪は ものの数かは」
正に今晩のご法話にぴったりでした。
不都合なご縁のとき、だからこそ聞くべきお仏法がある。
今回のようなときだったからこそ心に染みるお話しだったのではないかと思います。
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