善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪
光明名号顕因縁
善導(ぜんどう)は七世紀に中国の山東省に生まれました。
幼くして出家した時に、「西方浄土変相(さいほうじょうどへんそう)(阿弥陀仏の極楽浄土の荘厳が描かれた図)」を見て大変感激しました。
そして数ある経典の中から、まるで導かれるように『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』を手に取るという縁を得て、その中に説かれる「十六観(じゅうろくかん)(阿弥陀仏や浄土のありさまを思い浮べる十六種の瞑想)」を修行します。
さらに、二十歳を過ぎた頃に道綽禅師(どうしゃくぜんじ)の門に入り、師の『観無量寿経』の講義を聞き、浄土の教えとその実践としての念仏の指導を受けました。
さらに、善導は長安の光明寺(こうみょうじ)において多くの民衆に念仏の教えを広めることも行いました。
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