2020年10月20日火曜日

寺報10月(裏) ―住職雑感―

お彼岸、お墓参りされましたか?お一人で?家族と一緒に?

「がいこつに なっても すきだよ こんど くるまで まっててね(五歳)」

「なくなられた人にお手紙書いた いちばん大きいお兄ちゃんの はやと君 いまなら 大学二年生 二十歳 おへんじはこない 大好きなはやと君 一回あってみたい ずっと天国でわたしたちを みまもっている わたしの顔も声もなにもしらない わたしのあったことのない お兄ちゃん(小三)」

紹介した詩は二十年前の詩集のものです。
今の子どもたちもこんな風に亡き人を思う心をもってくれているのでしょうか・・・。

心はご縁によって育てられるもの。亡き人のことを想うという普段にはない機会を与えてくれるのがお彼岸のような年中行事の有り難いところです。
お墓参りに限らず、是非お仏事は家族みんなでご参加ください。

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