善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪
光明名号顕因縁
ちなみに八世紀のヨーロッパ第一の都市ローマの人口が45万、パリ20万、ロンドン13万といいますから、長安がいかに大都市であったかがうかがえます。
善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪
光明名号顕因縁
坊守(お寺の奥さん)会で毎年学習会を行っているのですが、コロナ禍で大人数での開催は難しくなってきました。
ちまたでは対策としてリモート会議やオンラインによる講義の配信が行われるようになってきましたが、私たちにはなんのことやら…。
そこで教区の「出向く教化」を活用して、ホームページ委員会さんにお越し頂き『Withコロナ時代のネット活用術』というテーマで学習会を開催しました。
講師の先生はパワーポイントを使い初心者にもとてもわかりやすい説明をしてくださいました。
また、実際にスマホを使っての検索クイズなど、受講された坊守さん達が楽く参加できるようにもしてくださいました。
Zoom体験では、アプリ取得からご指導してくださり、その場のみんなで実際にルームを作って体験してみることができて、こんな感じになるんや~と実感できました。
あと、委員会が持ってきて下さったYouTuberなんかが使っているという丸い照明が「女優ライトやん♪」だと大ウケでした(笑)。
27組坊守会のため遠方までご足労いただきました教区のみなさま、本日は本当にありがとうございました。
【坊守】
今年はウンカという虫の被害で稲作に多くの被害が出ています。
ところで人から見れば害虫でも、虫にも命はあります。
昭和の初め頃までは、稲につく害虫を追い払うことを祈願し村人が松明を灯しながらお経や呪文を唱えながら練り歩く「虫送り」という仏事が全国で行われていました。
ただし、駆除された虫を供養する意味もありました。
そこが仏事たるところです。
害虫か益虫かは人間の都合。
その都合で殺してしまうことに申し訳ないという命の感覚を昔の方は持っておられたのですね。
このところの熊の被害についても、被害者の方には心よりお見舞い申し上げますが、熊も人間によって生態系を壊され生きづらくなった被害者。
人間の都合によって駆除された熊の命を悼み供養していただけないものでしょうか。
こちらも銀杏同様、今年は不作のようです。
いつもの四分の一くらいでしょうか。50個くらいしかとれませんでした。
たまたま寺に来ていた母が「半分ちょうだい!」と言ったので今年の干し柿は25個しかつくれませんでした。
まあこういう年もありますね。
今年も代務寺院の銀杏を拾ってきました。
木にはたくさん銀杏がなっているのに、一つも落ちていないなんて日も…。
いつもなら木の下にたくさん落ちているのに?あれ?誰か拾いに来てるのか?と思うほどです。
変だなぁと思っていたところ、とうとうその謎の証拠?を見つけました。
種ごとかじられた銀杏の実が落ちていたのです。
これは何か野生動物が食べているに違いない。
ご門徒さんの話も参考にして調べてみると、どうやらアライグマが怪しい…。
他の動物はあまり手を着けないし、人間は苦労してやっと食べれるようにするのに彼らはいけちゃうみたいです。
来年はアライグマに負けないようにするぞ~。
【by坊守】
縮小版になってしまいましたが、例年通りきちんと報恩講をお勤めできましたことを改めて感謝申し上げます。
【by坊守】
斑鳩町では法隆寺、法起寺、法輪寺、藤ノ木古墳周辺でコスモスが花盛りです。
この夢見るように美しい一面のコスモス畑を見ていると「人見るもよし 人見ざるもよし 我は咲くなり」という武者小路実篤の言葉を思い出します。
精いっぱい咲く花の力強さと潔さが感じられ、私の好きな言葉なのですが、「天与の花を咲かす喜び 共に咲く喜び」という言葉の後に続くのだということを最近知りました。
自分で勝手に花咲かせているのではなく天から願われて咲いていて、共に咲く同朋とそれを喜んでいるというのですね。
人の目はどうあれ季節が廻れば共に咲く花ように、私たちも天から願われている命を共に咲かせたいものですね。
斑鳩の郷のコスモスは十一月初旬頃まで見ごろだそうです。こちらは気にかけて見てあげてくださいね(笑)。
【by坊守】