2020年3月27日金曜日

正信偈のお話 十五⑬

三不三信誨慇懃 像末法滅同悲引
一生造悪値弘誓 至安養界証妙果

三不三信(さんさんしん)の誨(おしえ)、慇懃(おんごん)にして、像末法滅(ぞうまっほうめつ)、同じく悲引(ひいん)す。一生悪を造れども、弘誓(ぜい)に値(あ)いぬれば、安養界(あんにょうかい)に至りて妙果(みょうか)を証(しょう)せしむと、いえり。

(意訳)道綽(どうしゃく)禅師(ぜんじ)は――いつも不信におちいる心の有様と、真実の信のあり方を丁寧に教えさとし、たとえ仏教が滅ぶような時代になったとしても、仏の心は変わることなく悲しまれ導かれます。
一生の間に悪を造った者も、仏の誓いに出遭(であ)えば、いのち安らぐ世界に至って証(あかし)が開かれていきます。――と、このようにいわれました。

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