令和元年は慌ただしく暮れ、もう令和2年になります。
1月13日にはみなさまに「小ぼんちゃん」と可愛がっていただいた息子が成人式を迎えます。
スーツで参加するとのことで何の準備の必要もなく、振袖を仕立てた娘の時と比べればあっさりとしたものです。
3月には息子は京都の御本山にて後期修練を受講する事になっています。
指定された資料集を読んで感想レポートを書かねばならず、ぐずぐずしている息子に親はヤキモキしています。
勤行やご門徒さんのお宅へのお参り、法要の準備や荘厳など、任せられる事も増えてきましたが、息子の中に信心は芽生えているのでしょうか。
得度をした年に「お坊さんになるのは嫌じゃない?」と聞いたら「なんで?ナルはもうお坊さんやろ?」と答えたこと、本人は覚えているでしょうか。
今は興味のある事で精いっぱいで深く考える余地はないのかもしれませんが、ふとした時に、阿弥陀様が息子の心に寄り添ってくださっておられることを感じてくれたらと願うばかりです。
【by坊守】
0 件のコメント:
コメントを投稿