今年も瀬戸内海の二つの国立ハンセン病療養所、香川県の「大島青松園」と岡山県の「邑久光明園」を訪ねる一泊研修会に参加してきました。
去年は小雪が舞っていましたが、今年は暖冬。
お陰で大島青松園の宗教地区にある真宗のお寺でのお勤めもブルブル震えながら耐えずに済みました。
今年は、今年86歳になるお二人の女性からお話しをうかがうことができました。
お一人は、7歳のときにおじさんに連れられて青松園に来られたそうです。
絵はそのときりことを絵描きさんが絵にしてくださったものだそうです。
もうお一人は17歳のときに園へ。
入所時期は異なりますが、同い年ということでお二人はずっと仲良しとのこと。
絵は貧しい園での生活の足しに浜辺で潮干狩りをしたときのことだそうです。
お二人とも、大変なご自身の体験にも関わらず、とても優しい口調で淡々とお話しくださいました。
それがかえってしみじみと心を打ちます・・・。
それがかえってしみじみと心を打ちます・・・。
その後、懇親会の際に隣に座らせていただいて、「とても可愛いお声ですね」と伝えさせていただきましたら、「そんなこと言われたの初めてです」と照れておいででした。
また来年もお二人の声を聞かせていただけますように、どうかお元気でいてくださいね。