2022年4月25日月曜日

正信偈のお話 十六⑱

善導独明仏正意 矜哀定散与逆悪
光明名号顕因縁

[二河白道⑧]
つまりこのお話しで表されているのはこういう意味です。

私たちの生活は貪りや怒りや煩悩に振り回されて引きずられるばかり。
また、日々を共にする友はいたとしても、正しく進むべき道を教えてくださる師( 善知識
(ぜんちしき))に恵まれることは希まれです。

そのような中であっても大切なことに目覚めることはありますが、それも生活に埋没し現状からの脱却はままなりません。

しかし、あなたを励ます力も、あなたを導く力も常にはたらいてくださっています。
だから大丈夫、ひとたび志を興したならば、迷わず進んでくださいということです。

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