2020年12月1日火曜日

寺報12月(表) ―坊守エッセイ―

昨年の暮れ、御門徒さんの奥様から分けて頂いたツワブキが黄色い花を咲かせました。
山門の横と庭の南天の下に植えたのですが、冬の寒さにも、この夏の猛暑にも耐えて少しずつ新しい葉っぱを増やして根付いてくれました。
元は条件の良い門徒さん宅のお庭で沢山で咲いていたのにようこそ願隨寺にお越しくださいました。

今、コロナをきっかけに世の中がどんどん変わってきているように感じます。
外出時にマスクをする習慣も、お店のレジのビニールシートも、外食時のアクリルパーテーションも、始めは異様な景色に感じたものですが、今では当たり前の風景になりました。

本堂での法要の入堂時に検温させていただくことも、参加者名簿に名前を書いていただく事も、皆さん当然のように協力してくださいます。

多くの事に注意して我慢しなければいけない時代ですが、それぞれにできる事をして日々を過ごしてゆくよりありません。
皆さまどうぞご無事にお過ごしください。

【by坊守】

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