姫路で行われた近畿連区坊守一泊研修会に参加して参りました。
「いま寺に生きる ― 問いとともに歩む生活を」というテーマのもと講義を受け、座談会で坊守同士、自分たちの意見を話し合いました。
いろんなお話がありましたが、私は先生が言われた「仏法と世間は無縁であってはならない」という言葉に深く頷かれる所がありました。
世間の価値観はその時代の権力や情勢で簡単に変化するものですが、変わることの無い仏の智慧を学ぶ事で、このあやふ
やな世間に惑わされつつ生きている私だなぁと気づくことができるのですね。
二日間の研修の後、研修で親しくなった坊守さん達と姫路城を散策をしました。
桜にはまだ早かったですが、抜けるような青空に真っ白な天守が映えて神々しいほどに美しかったです。
この地の人々は代々このお城を誇りに思っておられたことでしょう。美しいと思う心も仏の智慧と同じく変わることのないものなのかもしれません。
【by坊守】
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