2023年は世の中や地球の気候がじわじわと変わってゆくのが身近に感じられる一年でした。
私はよく「父が生きていたら今のこの世の中をどう見るだろう」と考えます。あの頃には想像もできなかったような事が次々と起こって戸惑うばかりの日々ですが、そんな私の心の中にはいつも父がいてくれます。
私はよく「父が生きていたら今のこの世の中をどう見るだろう」と考えます。あの頃には想像もできなかったような事が次々と起こって戸惑うばかりの日々ですが、そんな私の心の中にはいつも父がいてくれます。
昨年の夏、私と同じ歳の友人が亡くなりました。責任感が強くて、センスが良くて、気遣いができて、人の悪口を言わない、愛すべき尊敬できる友人でした。彼女と奏でた音楽を聴く度、彼女の名前の一字を見る度、彼女を思い出します。彼女もまた、「あの子ならどうするだろう」と振り返る毎に私の傍で寄り添ってくれるでしょう。
新しい年を迎えるにつれ、年齢を重ねるにつれ、この先必ず訪れるであろう頼りとする人々との別れを意識するようになりました。確かに別れはとても悲しいことです。それでも私が歩む道も帰ってゆくべき世界も、これまで出逢った多くの先人が照らし導いてくださっているので安心です。
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