十年に一度の寒波とかで一月の下旬はよく冷えましたね。
そんな寒さに負けず本堂の裏では山茶花がこぼれる程の花を咲かせています。
はばかりながら私が講師を勤めさせていただき、客殿をお借りして着付けと和裁のお稽古をしています。
春から単衣を習い始めた方が襟付けを終え、いよいよ仕上げの段階にはいりました。
月一回のお稽古ですが、宿題だけではなく運針の自主練習にも真面目に取り組まれる熱心な方です。
それでも、こちらが予測しない所で躓かれたり、苦心して縫ってこられた宿題を私が全部解くことになってしまったり…。教えるということの難しさをひしひしと感じます。
ですが、ちょっとした事に「和裁の技術って凄い!」と驚いたり感動したりしてくださるときは、とてもやりがいも感じます。
教える側の私にも新な発見があり、何気なくやっている一手一手の意味や大切さに改めて気づかせていただける良い経験になっています。
着付けや和裁に興味をお持ちの方、ご一緒にお稽古しませんか?
【by坊守】
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